BURGUSPLUSの新定番!
『Lot.771』の魅力とは
"究極のベーシック"をコンセプトに、いつの時代でも着られる、古すぎず新しいモノづくりを細部にまで拘って作り続けるトータルブランド【BURGUSPLUS】
今回はブランドの顔となる新定番『Lot.771』について、オンラインショップの説明文だけでは語りつくせない細部まで掘り下げてご紹介していきます。
Lot.771のシルエット
"スタンダード"なフィット
拘りの生地
生地・染色は従来モデルの『Lot.770』から変わっていませんが、改めてご紹介いたします。
スーピマコットンとは、エジプト綿と米綿を掛け合わせて出来た繊維長が35mmと、繊維が長くて細いアメリカ南米部でしか作られない超長綿です。繊維は細長いが強度があり、毛羽が少ないのが特徴。
サンフォーキンコットンはカリフォルニアのサンフォーキンバレーで栽培される綿を指し、繊維長はスーピマより短いが強度は強く、ふくらみがあってバルキー性に富み、ビンテージライクな生地に仕上がるのが特徴。
これらを旧式の力織機(シャトル織機)でローテンションで織り上げた、しっかりとした生地ながらも柔らかさと膨らみも兼ね揃えた表情豊かなデニム生地です。
防縮、ねじれ防止加工もあえて施さない、ヴィンテージジーンズさながらの雰囲気をお楽しみください。
染色
ピュアインディゴのロープ染色をダブルダイ(通常の染色工程を2度行う)で染め上げた濃紺生地。
染め工程を2度行うことで、深みのある濃紺に染まり、色落ちしたときに発生する「アタリ」の濃淡の差がハッキリとします。
"現代のベーシック"はこんなディティール
バーガスプラスが今後定番として強くオススメしたいこちらのジーンズは、ビンテージディティールを取り入れながらも、生地はしっかりとしたオンスのジャパンデニムを採用しています。しっかりとしたかっこいいジーンズが欲しいお客様はもちろん、ジーンズがお好き且つお詳しいヒノヤのお客様にも十分ご満足いただけるよう(自分たちも納得してオススメしたいですし!)ディティールにも拘りを散りばめました。
リベット・ボタン
ステッチ
オレンジを基調とし、飾りステッチやパーツ部分にイエローを使用。ヴィンテージジーンズにも見られる仕様だが、なぜ色が違うかというと、1本のジーンズを作るのに股だけ縫うミシン、ウエストだけ縫うミシン・・・など、複数のミシンを使用し完成させます。昔はミシンによって糸の色が違うことも多く、パーツや縫う箇所によって糸の色が違うなんてことも多々あったようなんですね。
『Lot.771』ではイエローの糸を少し細番手に変更し、ヴィンテージジーンズのような繊細なタッチに仕上げています。
ウエストバンド下部のみチェーンステッチに。こちらは隠しリベットと同じくらいの年代に見られた仕様です。
縫い終わりをV字に返してその上にボタンを打ち込んでいるのも、まだミシンに「返し縫い」というほつれないように縫い返す機能が無かった、1960年代までに見られる仕様です。
赤耳
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。私自身、元々はSUN HOUSEのスタッフだったので、ジーンズについては初めて調べてみました。ジーンズと一言でいっても奥が深く、興味深いアイテムですね。
今回ご紹介した『Lot.771』。新定番ですが新しすぎない、とっつきやすいジーンズなのではないでしょうか。
経年変化などは追ってレポートして行きたいと思います!乞うご期待!
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